プロフィール
『趣味は写真と言います。』 23,10,21

 聴かれたら、趣味は写真です・・なんて図々しくも言ってしまいます。
写真歴は長い。小学生時代に、おもちゃのカメラを買ってもらい何とはなしに写していました。ミノックスのフィルムみたいな奴で、近所の写真屋さんに持ち込んだらちゃんと現像してくれました。その内の何枚かをモノクロの小さな紙にプリントして貰ったりしていました。
 小学校の高学年になると、劇団に入りました。児童演劇ですね。これにハマっておもちゃのカメラを忘れていました。ちなみに、このカメラ…今でも動く状態で持っています。
 やがてベトナム反戦運動から学生運動にのめり込んでいき、いっぱしの顔にはなっていました。そんな時、出会ったのが我が愛妻です。金もないのに結婚したくて、大学は中退。実家の商売で「丁稚」からスタート。変な話で当時、母校の高校からうちの教師にならんかと声掛けしてもらい、それなら教免もいるしと復学しに大学へ行ってみたら何と、先週末で復学期限が切れていますよって宣言されました。それなら仕方が無いと、一から受験勉強して、同じ大学の夜間部にチャレンジ。入学後に「既取得単位の『認定願い』」を出すつもりが、実家の仕事を直ぐにはやめられない事情が出来て、二回目の学生生活を楽しむことに方針転換。上の子供が幼稚園に入園する年のことでした。
 話は長くなっていますが、この頃にまた、カメラに触れる機会ができたのですね。しかも、押し入れに潜り込んでモノクロ現像を始める形で、です。本格的じゃないですか。でも、金が無いので、フィルムは「長巻」のトライXを空のバトローネに巻き込んで、カラーなんか滅多なことでは使えなかったです。印画紙がまた高価なものに思っていました。大切に使っていたものです。
 これが20台の後半でした。それからずぅっと写真を撮っていますから、「写真歴」が長いのです。ただし、何時まで経っても下手くそです。
 他人の評価は、僕なりに気になります。でも、阿る気は無いのです。だからコンテストなんか、大昔に写真雑誌のやつに応募して、まぐれで「銀賞」なんてものを貰ったくらいですね。他には一切出しません。
 好き勝手に、自己紹介みたいなことを書かせてもらいました。写真・シャシンと鯱張らないで、楽しく愉しむ。気の合う仲間と、写真しながらお酒も楽しむ、そんな「写真生活」が理想です。

 滋賀県に「移住」、ワンチャンと同居した(犬を飼い始めた)ので旅行は殆どできません。気が付いたら年金生活者です。シルバー人材センターの仕事をアルバイト代わりに愉しんでいます。で、「趣味は写真です」

中川通一 (なかがわ みちかず 1946年生まれ)